タイでdacのインターネット1週間使い放題プランを使ってみた
February 21, 2015
2014年11月と2015年2月にdtacのプリペイドSIMカードを利用してみました。いつもTrueMoveなのでたまには気分を変えて。SIMの購入場所はスワンナプーム国際空港の到着フロアのショップにて。2014年11月の時点では4G LTEは利用できなかったのですが、2015年2月には4Gも利用できるようになっていました。利用機種はアメリカSprint版SIMフリーiPhone 5s、アジア版SIMフリーiPhone 6(モデルA1586)。iPhone 6はバンコクのiStudioで購入したもので、これについても後日記事にします。
スワンナプームの到着フロアの大雑把なフロアマップを描いてみました。入国審査を終え、荷物を受け取り、税関を抜けるとすぐにdtacのショップが見つかります。隣はAIS。TrueMoveは少し右にあります。
dtacの旅行者向けのインターネットプランはいくつかあり、今回は7日間使い放題のプランに加入しました。3G/4Gの高速通信は1.5GBまでで、1.5GBを超えると384Kbps(10日間のプランは128Kbps)へ速度制限されます。インターネットで調べ物をしたり、Googleマップで場所を確認したり、LINEでやり取りしたり、各種SNSを閲覧・投稿したりといった使い方で、僕の場合は1日20〜50MB程度しか使わないので、1.5GBは充分すぎる量です。
料金は299バーツ(約1,100円)。これはSIMの料金込みの支払総額で、通話やSMS、追加のインターネットプランに使うことができる残高が100バーツ。設定は店員さんがすべてやってくれます。所要2〜3分程度。普段日本で使っているSIMの受け取りを忘れないように注意。なお、テザリングも可能。
iPhoneの場合はAPNの設定は不要。必要な機種では下記を。
APN:www.dtac.co.th
ユーザー名:(空欄)
パスワード:(空欄)
下りは平均7〜8Mbps程度で安定していて、快適に利用することができました。
最高は23Mbps。速い。
昨年11月の時点(3Gのみ)では下りは3~7Mbps程度で比較的安定していたものの、上りは不安定で、1Mbpsを切ることもしばしばでした。4Gに対応して上りも下りもかなり安定した印象です。
残高の確認方法
SIMの有効期限と残高を確認するには「*101*9#」へ発信します。
「*9」は英語化のコマンドで、省略するとタイ語表記になります。
通話やSMSで12バーツ弱使っていることがわかります。
現在加入しているインターネットプランや残量を確認するには「*101*1*9#」へ発信。
数年前は「*101*4*9#」でしたが変わったようです。
詳細がSMSで届きます。
注意点
僕自身うっかりしていたので備忘録をかねて。dtacもTrueMoveも「インターネット7日間使い放題、SIMの残高100バーツで支払総額299バーツ」と横並びのパッケージを用意していますが、7日間の定義が異なります。TrueMoveの場合、7日間のインターネットパッケージに加入すると、加入日はカウントせず、その日の24時をまわってから7日間(24時間×7日)のカウントが始まります。つまり、加入日の翌日から丸々7日間使うことができます(データ使用量のカウントはプラン加入直後から)。一方でdtacの場合、加入日を1日目とカウントし、加入日の残り時間+丸々6日間(24時間×6日)しか使うことができません。
今回はJL707便を利用して23時過ぎにバンコクに到着しました。入国審査を終え、荷物を受け取り、dtacのショップでインターネットプランの申し込みが完了したのが23:43。つまり、たった17分を1日とカウントされてしまいました。使用可能期間は残り6日。今回は7泊8日の旅程だったので、最終日に今回加入した使い放題プランでは使えないことになります。
幸い、数日目にその事実に気づいたので、7日目の24時をまわった直後にSIMの残高を使って、新たなインターネットプランに加入することに。選んだのは、Super Socialという名の「FacebookやLINEアプリを無制限、インターネットを150MB利用可能」な24時間12バーツ(約43円)の期間限定プラン。破格。
参考URL:http://www.dtac.co.th/en/prepaid/products/recommended-add-on.html
「*103*242*9#」へ発信。
ところが、届いたのは"Sorry"から始まるSMS。
他のプランも試してみたのですが、届くのは同じ文面のSMSばかり。試しにこの状態でインターネットを使ってみたところ、従量課金されていて、きっちり数バーツ引かれました。7日間の期限は終了していて従量課金されているにも関わらず「現在利用中のプランが終了していないので新規プランの申し込みはできない」という文面のSMSが届く矛盾はいったい...。
そして0:47に唐突に"Your 3G/wifi service has been cancelled"とSMSが届き、ようやく希望するインターネットプランに加入することができました。この47分のブランクはなんなんでしょうか。プランが終了したことに気づかずに従量課金でインターネットを使用していたら、残高はすぐに0になり、インターネットは使えなくなったはず。最後の最後でケチが付いてしまった。
同じ7日間使い放題のプランでもdtacとTrueMoveでは使用可能期間に丸1日の差があるので、滞在期間が1週間程度の方はご注意ください。
関連ページ:わずか900円!タイでTrueMoveのデータ通信7日間使い放題プランをSIMフリーiPhone 5sで使うの巻