YAMAHA YHT-S400
August 5, 2010
昨年テレビを買い替えた際のエコポイント(36,000円ぶんのギフトカード)を使って、YAMAHAのYHT-S400を購入しました。
当初(というかつい最近まで)は、HDオーディオや5.1ch〜7.1chに対応した、向こう10年は使えそうなAVアンプを買って、当面は2ch〜3chだけで使う予定でした。でも、フロントだけで使うとなると、いい音楽も聴けるようにB&WやKEFのスピーカーを使おうかなとか、スピーカースタンドも必要で...と欲望は尽きず、また、部屋のインテリアに大きく影響してくることから、今回は導入を見送りました。今回のテーマは、手軽にいい音を楽しむこと。テレビの音質を向上させて、存在感が薄く、ストレスなく使えること。
というわけで、本機を購入。3系統のHDMI入力にBDレコーダー、PS3、XBOX 360を繋ぎ、Wiiは映像も音声も直接テレビに繋いで、テレビ経由(光デジタル)でアンプへ出力しています。HDMIのリンク機能が便利で、テレビのリモコンの電源オン・オフ、ボリューム調節にYHT-S400が連動するから、YHT-S400のリモコンを使う必要がありません。普段通りにテレビのリモコンでテレビの電源を付けるとYHT-S400の電源も付いて、ボリューム調節にも反応します。その存在を意識することなく、音質が向上するわけです。大満足。
その他、嬉しい点は、センタースピーカーのおかげでドラマなどでセリフが聞こえやすくなったこと。音量も抑えられるから「セリフが聞こえにくくて音量を上げたら、その直後に爆発シーンがあって大きな音にビックリ」みたいなことが避けられます。また、音量差を自動で調節するユニボリューム機能のおかげで、CMに移った途端に音がうるさくてイライラするようなことも避けられます。フロントサラウンド(バーチャル7.1chサラウンド)としての機能よりも、こうした、普通にテレビを見ているときの快適さ向上が本機の一番いいところかな。
ちなみに、うちのテレビ台はIDEEのMALUH TV CABINETというもので、インテリア性もさることながら、下段の高さが16cmあり、本機など中堅クラスのアンプを収納できるサイズということでもオススメです。YAMAHAやONKYOなどのこういう特設サイトにたびたび登場しています。