バンコクのiStudioでSIMフリーiPhone 6の購入とVAT還付手続き
February 26, 2015
iPhone 5sはLTEの対応周波数が異なるモデルが6種あり、なかなか複雑でしたが、iPhone 6は3種になりシンプルになっ...たかと思いきや、そうではなかった。同モデルでもCDMA版とGSM版があり、CDMA版はCDMAとGSMに両対応、GSM版はGSMのみ対応となっています。僕は国内ではドコモなのでCDMA版でもGSM版でも問題ないのですが、他国で日本と同じモデルA1586を買ったとしても、GSM版だとauで使えないのでご注意ください。アジア各国で販売されているiPhone 6は日本や中国を除くとほとんどGSM版だと思います。
http://www.apple.com/iphone/LTE/
タイでのiPhone 6の販売価格
タイでのiPhone 6の販売価格は以下の通り。オンラインのアップルストアから購入するにはタイの住所が必要で、基本的に、旅行者はいずれかのキャリアから購入することになります。また、タイにはアップルストアの直営店はなく、iStudioというお店がApple製品の販売を行っています。iStudioでは各キャリアのSIMフリー版の取り扱いがあり、尚かつ、VAT還付手続きに必要な書類を発行してくれるので、タイでiPhoneを買うならiStudioがオススメです。
16GB | 64GB | 128GB | |
---|---|---|---|
TrueMove | 25,500バーツ | 29,450バーツ | 33,400バーツ |
dtac | 25,500バーツ | 29,450バーツ | 33,400バーツ |
AIS | 25,500バーツ | 29,400バーツ | 33,400バーツ |
Apple Store | 24,900バーツ | 28,900バーツ | 32,900バーツ |
iStudioはサイアムパラゴン、セントラルワールド、デジタルゲートウェイ、エンポリアムなど、バンコクの主要デパートに入っているチェーン店で、今回は、最近できたセントラルエンバシーのiStudioにて購入しました。
購入したのは64GBのスペースグレー。キャリアはTrueMoveを選択。各キャリア版とも中身は同じで、異なるのは製品補償だけです。故障等の際はiStudioではなくキャリアのショップに持ち込むことになるので、自分の行動範囲のなかで一番店舗数が多いTrueMoveを選択しました。なお、店員さんは「日本のアップルストアに持ち込んでも大丈夫だよ」と言っていましたが、経験上、これには懐疑的。
料金は29,450バーツで、この日のレートで約107,000円。7%のVAT還付手続きをしてちょうど100,000円ほどで買えた計算。円安の影響もあり非常に高い。まぁSIMフリー版はリセールバリューが高いのでね。諸費用込み99,980円で購入したSprint版iPhone 5sはつい最近7万円超で売却できました。
開封の儀
最終日に空港でVATの還付手続きをする際、厳密には「新品」の商品を見せる必要がありますが、その辺りはマイペンライのタイ。滞在中から早速使ってしまいます。自己責任でどうぞ。
iPhone 5sのバックアップから復元したのでセットアップはサクッと完了。
ケースはサイアムパラゴン3Fのガジェット屋にてPower SupportのAir Jacket(クリアブラック)を購入。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00NP0BME0
なかなかいい感じ。
スピーカーやマイク周辺の処理は流石、日本製。
SIMトレイのところに穴があいていない点のみ残念。ケースは簡単に取り外しができないほど硬いので、最初の数回はSIMの交換に難儀しました。もう慣れましたが。
VAT還付手続き
スワンナプーム国際空港4Fの出発フロアの右端にVAT REFUNDのカウンターがあります。
販売店で受け取ったICチップ付きのカード、レシート、その2つが入った封筒、パスポートを提出します。また、今回は商品の提示も求められました。以前はカードではなく書類だったし、不正が多いのか、検品が厳格化しているのかもしれません。ポケットから取り出した新品ではないiPhone 6でも問題ありませんでしたが、今後は用心した方がよさそうです。
チェックインして出国後、搭乗ゲートに向かう途中に払い戻しカウンターがあるので、そこで再度必要書類一式とパスポートを見せて現金を受け取ります。VATは7%なので、手数料103バーツを引いて1,823バーツ返ってくるはずが、今回の還付金額はジャスト1,500バーツでした。約5,500円。323バーツはどこへ?