ドコモからIIJmioへMNPしてSIMフリーiPhone 6で「みおふぉん」を使い始めてみた

March 14, 2015

ようやくドコモを解約するのに違約金がかからない月になったので、MNPでIIJmioへ転出することにしました。MNPの手順は通常のキャリア間の場合と同じく、まずは転出元のドコモショップでMNPの予約番号を発行してもらい、それを転出先のIIJmioに伝えて契約という流れ。

IIJmioのMVNO SIMは「データ通信専用SIM」「SMS機能付きSIM」「音声通話機能付きSIM(みおふぉん)」を展開していて、iPadでデータ通信だけを行う人は「データ通信専用SIM」を、LINEやGREEの会員登録などにSMSが必要な人は「SMS機能付きSIM」を、iPhoneでデータ通信とSMSと音声通話を行う人は「音声通話機能付きSIM(みおふぉん)」を、といった選び方ができます。今回選んだのは「音声通話機能付きSIM(みおふぉん)」で、先月タイで購入したSIMフリーiPhone 6で運用します。

このIIJmioのSIMをビックカメラが「BIC SIM」という名で代理店として販売しています。IIJmioと直接契約した場合との比較で、公衆無線LANサービス「Wi2 300」を無料で利用できるというメリットがあり「BIC SIM」を購入した方がお得です。サービス内容や料金は変わりません。

注意点としては「BIC SIM」のパッケージにSIMカードは入っておらず、記載されているエントリーコードをインターネットで入力して申し込み手続きをし、手続きが完了次第、SIMカードを郵送してもらう手順になるということ。申し込みをして処理が進み、MNPが成立するとその時点で転出元キャリアとの契約は終了するため、SIMカードが届くまでの数日間は電話やインターネットが使えません。これは他のMVNOでも同じです。

それは困るという方は、ビックカメラ池袋本店、有楽町店、新宿西口店、新宿東口店など「BIC SIM カウンター」設置店舗へ。「BIC SIM」を購入したのちに「BIC SIM カウンター」でIIJmio「みおふぉん」の契約ができ、その場でSIMカードを発行してくれます。僕は池袋本店で手続きをしたんですが、順番待ちに約10分、契約に約15分、SIMカードの発行に約30分でした。SIMカードの発行を待っている間にドコモの電波を受信しなくなり、圏外に。電話やインターネットが使えない時間は10〜20分程度で済みました。
参考URL:https://www.iijmio.jp/bicsim/counter.html

平日の日中に手続きを行ったこともあり、家を出てドコモショップ経由でビックカメラへ行き、すべての処理が完了するまで2時間程度だったかな。週末に「BIC SIM カウンター」が大混雑しているところを見たことがあるので、夜に手続きを始めるとその日にうちにSIMカードを受け取ることができないかもしれません。

IIJmio「みおふぉん」のパッケージ

ドコモ系MVNOなのでドコモのSIMカード

IIJmioのSIMカードを受け取りiPhoneに入れると通話はもう可能ですが、IIJmioの構成プロファイルをインストールしない限り、データ通信はできません。家に帰ってゆっくりMacと繋いでインストールするか、近くのカフェで無線やテザリングを使ってダウンロード&インストールするか、あらかじめ構成プロファイルをダウンロードして自分宛のメールに添付で送っておいてその場でインストールするか、気分やその後の予定に合わせてお好きなやり方で。IIJmioの公式アプリ「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」からインストールすることもできます。構成プロファイルを複数入れておいて、切り替えて使うことができれば便利なんですけどね。

IIJmio公式のiOS向け構成プロファイル:https://www.iijmio.jp/hdd/devices/config.jsp
IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん):https://itunes.apple.com/jp/app/iijmiokuponsuitchi/id629809928?mt=8


IIJmioを選んだ理由と利用プラン

MVNO事業者が増え各社プランも様々で悩みますが、音声通話機能やSMS機能付きという条件でかなり絞れます。また、MVNO各社のスピード比較ではOCNやIIJmioが上位の調査結果が多く、この2社から選ぶ人が多いのではないでしょうか。
参考URL:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1394.html

OCNモバイルONEは過去にSIMフリーiPhone 5sで試したことがあるんですが、APNが3GとLTEで分かれているためか、3GとLTEの切り替えがうまくいかずにストレスを感じることが多かったです。IIJmioは先述の通りビックカメラで即日SIMカードを入手できるし、新iOSへの対応・検証がいつも迅速で、そうした企業姿勢からも個人的には現状ではIIJmioの一択だと思います。

選んだプランはSMSと音声通話が付いた「ミニマムスタートプラン」。1ヶ月で2GBまで高速通信ができて月額わずが1,600円(税別)。4月からは値段は据え置きで3GBヘ増量されます。自宅兼事務所という環境下でWi-Fi中心の生活だと、外でのデータ通信は月に100〜300MB程度で、テザリングもそんなに利用しないので、3GBもあれば充分すぎます。毎月の通信費は通話料込みで2,500円程度に収まりそうです。これまでドコモに毎月8,000円前後払っていたので、年間で約66,000円の削減。


MVNOのデメリットは?

1. MVNOのSIMではLINEの年齢認証が正攻法ではできません。まだの人はMVNOへのMNPの前に。

2. 「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールが使えなくなります。僕はもう数年前にキャリアメールを捨て、メッセージのやり取りにはGmailとLINEしか使っていなかったので、この点はスムーズでした。迷惑メール対策としてPCメールの受信を拒否している人やLINEにアレルギーがある人が時々いますが、不思議とそういう人との接点はなくなるもので、とくに問題だと思ったことはありません。電話だったりSMSだったり、他の連絡手段もありますしね。

3. イニシャルの端末代について。先月タイで購入したSIMフリーiPhone 6 (64GB) は約10万円でした。イニシャルのコストは高いものの、SIMフリーiPhoneはリセールバリューが高く、これまでの経験上、1年後に次機種が出たタイミングでおそらく7万円強で売却できます。つまり、端末代金は年間3万円弱で、通信費との合計で年間のコストは約6万円。2年間で最新機種を2機種使って約12万円ということになります。一方でキャリア版iPhoneだと2年間で1機種を使って端末が3万円で売却できたとして約15万円くらい。2年間のパケホーダイの縛りが解けるタイミングと、月々サポートが終わるタイミングがずれていたら、解約に係る手数料も発生します。


実際に使ってみて

利用開始から半年が経ちましたが、いまのところなんの不満もなく快適に利用できています。

「MVNOは回線を絞っているから遅い」とか言う人がいますが、そのようなことはまったく感じません。うちの周辺(山手線駅から5分程度)だといつも下り20〜40Mbps程度です。

それから、MVNOというよりSIMフリー端末を利用しているメリットになりますが、一番は、海外で現地の格安プリペイドSIMカードを利用できること。毎年1〜2ヶ月を海外で過ごすので、海外滞在時に毎日海外パケホーダイを使っていたらデータ通信だけで9〜18万円かかるところが、現地のプリペイドSIMを使って数千円で済んでいます。海外への渡航が多い人は、相乗効果で費用対効果抜群です。


IP-Phoneを併用した便利な使い方

海外ではiPhoneから日本のSIMを抜いて各国のSIMに入れ替えるので、着信専用の端末を別途用意しない限り、日本の番号宛の着信を受けることができません。さらにローミングも高額。なので、ここ数年は出国前に日本の番号宛の着信をSMARTalkの番号に転送する設定にしています。こうすると、海外SIMを入れたiPhoneで日本の番号宛の着信も受けることができるので、端末が一台で済みます。090から050への国内転送料金はかかりますが、30秒20円と、国際ローミングより遥かに経済的です。

これまでのドコモ同様、IIJmioでもこの転送電話サービスが利用できます。圏外の場合や、転送のガイダンスをオフにして転送開始までの時間を0秒に設定した場合、090にかけた人には即050の呼び出し音が鳴り始めます。呼び出し音が途中で切り替わることもなく、海外ローミング特有の呼び出し音も回避でき、海外にいることがバレません。もちろん、こちらから発信したときの相手への番号通知は050の番号になりますが。転送開始の番号(1421)と転送停止の番号(1420)を電話帳に登録しておくとワンタッチで済みます。

このIP-Phoneへの転送設定は国内でも活用する術があります。090から050への転送開始時間を15〜20秒くらいに設定して、050の呼び出し時間を0秒に設定すると、050に転送された瞬間に留守電に繋がるため、電話をかけてきた相手は違和感なくメッセージを残すことができます。IIJmioは月額300円(税別)で留守電のオプションがありますが、SMARTalkは留守電のオプションは無料なので、転送させてSMARTalk側で留守電を残してもらった方がお得です。留守電に繋がるまでずっとコールする人が身の回りに多い場合や、着信を逃すことが多い人はかえって高くつく可能性があるので注意が必要ですが。

IP-Phoneは色々ありますが、SMARTalkは初期費用や月額基本料も無料なので、便利に活用するとお得ですよ。設定次第では、着信通知とともに留守電の音声データをメールで受信することもできます。

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