バンコクでカオソーイ食べ比べ!名店を3つご紹介
August 20, 2014
カオソーイはココナッツ風味のカレーヌードルで、タイ北部チェンマイの伝統料理です。まろやかな辛さがクセになります。バンコクではフードコートで時々見かけるものの、食べられるレストランは案外少ない。そんなカオソーイのオススメ店を独断で3つご紹介。
参考になるかわかりませんが、筆者の好みをカレーうどんで書いておくと、ただ辛いだけのものより、辛さはほどほどで鰹ダシの香りが感じられるものが好きです。辛さが目的であれば別の料理を食べるので。そういった前提で読み進めてもらえると、以下紹介する3店の味の比較がわかりやすいかもしれません。
ジアンハーイ
ここのカオソーイは辛さ控えめで、スープのコクや旨味をしっかり感じることができます。パクチーは少量。お店のイチオシは牛肉のようですが、鶏肉(骨なしもも肉)の方がお勧め。57バーツ(約170円)。ここが一番好きなお店。ライムが生ではない点のみ残念。
場所はMRTパホンヨーティン駅1番出口から徒歩15秒程度。エスカレーターをのぼって地上に出ると大きな通りがあり、その通りを右へ進むとすぐに見つかります。
バンコク中心部から少し離れていて、カオソーイのためだけにパホンヨーティンまで来るのは少し面倒かもしれません。週末に隣駅のチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットの帰りに寄るといいかも。自分はアソーク周辺のホテルに泊まることが多く、MRT(地下鉄)で20分かけて行っています。
パック・ベーカリー Pak Bakery
名前にベーカリーと付いている通り、ここは元々パン屋です。朝7時からあいていて、グランドミレニアム(徒歩1分)に宿泊した際によく利用しています。メインはパンやケーキながら、カオソーイやパッタイなど、食事がおいしいことでも有名。
ここのカオソーイはココナッツとカレーのバランスが絶妙。少し辛くて少し甘い。いい意味で平均的なカオソーイの味だと思います。パクチーは少量。骨付きの鶏もも肉(ドラムスティック)はお箸で簡単にほぐせるほどホロホロに煮込まれています。タイにしては少々お高い90バーツ(約270円)。
清潔で涼しい店内で、昼下がりにスムージーと共に食事をするような過ごし方がお勧め。バナナ&マンゴーのスムージーは絶品。BTSアソーク駅やMRTスクンビット駅より徒歩7~8分。Wi-Fi無料。
【2016年1月20日追記】
先日、半年ぶりに訪れたところ、シェフが変わったのかその日がたまたまそうだったのか、以前より辛さがだいぶ増してました。チキンも皮をこんがり焼いたパリッとした質感のものに変わり、身もお箸でほぐせない硬さ。依然おいしいものの、個人的な評価は少し下がりました。値段も100バーツに値上げ。
ゲッダワー
プロンポンにある隠れ家系の北タイ料理レストラン「ゲッダワー」。ここのカオソーイはカレーの風味も辛さも少し強め。パクチーも多め。これはこれで刺激的でいいのですが、そのぶんスープの旨味はあまり目立ちません。自分の好みとは異なりますが、まわりに好きな人がチラホラいるので参考までに紹介します。85バーツ(約255円)。
ここはバンコクのお気に入りレストランのひとつで、魚のライム蒸しを筆頭にサイウア(チェンマイ風ソーセージ)やゲーンヘットトープ(キノコのスープ)などカオソーイ以上にお勧めの料理が多い。人気店で夜は狭い店内はいつもいっぱい。複数人でシェアする料理のひとつとしてカオソーイを食べるような利用方法がオススメです。一人でカオソーイだけを食べに来ている人は見かけません。BTSプロンポン駅から徒歩6~7分。
タイ料理のなかではあまり有名ではないものの、熱烈なファンが多いカオソーイ。パッタイ、ガパオ、トムヤンクン、ソムタム、ヤムウンセンといった普通のタイ料理に少し飽きてきた頃にぜひ一度試してみてください。
カオ・ソーイの情報は非常に助かりました。ありがとうございました!
ずっと前からカオ・ソーイを食べたいと思っていまして、やっとタイに行く機会がありました。カオ・ソーイをいろいろ検索して、しげさんのブログを見つけました。
それで今日ジアン・ハイへカオ・ソーイを食べに行きました。「うまーい!」しか言えません!想像した味より美味しかった!
ブライアンさん、こんばんは。
今日ということは現在タイにおられるんですね。お役に立ててよかったです!
ここは本当に好きなお店で、2週間前の訪タイ時に行って改めておいしいなと感じました。
バンコクものすごく暑いですよね。お体に気をつけて楽しんでくださーい!