ばら撒き用から自分用まで、タイのおすすめお土産のまとめ

March 19, 2015

2000年に初めて訪れて以来、タイはもう20回近く訪れています。そんなタイのおすすめお土産を、ばら撒き用のものから自分用に買って帰るお気に入りのものまで、いくつか紹介します。

まずはスーパーで手に入るお菓子や食材から。テスコロータスやBIG Cのようなローカルのスーパーにわざわざ行かなくても、サイアムパラゴン、セントラルワールド、伊勢丹、セントラルエンバシー、ターミナル21、エンポリアムなど、大抵のデパートにスーパーが入っているので、デパートでの買物ついでにお土産も買ってしまうと効率的です。

タイ限定プリッツ

ばら撒き用のお土産でまっさきに思い付くのがプリッツ。ハーブ味やトムヤムクン味など、タイ限定のものがおすすめ。お酒のつまみになると、意外と大人ウケもいい商品。

インスタントラーメン

これもばら撒きの定番、インスタントラーメン。日本のものよりも小さく、そんなにかさばりません。固い麺の部分はおよそ8cm四方。値段は1個6〜8バーツ程度。10個買っても200~300円。タイ最大手MAMAのトムヤムクン味がベタでおすすめ。なお、お菓子やインスタントヌードルはコンビニでも手に入ります。

調味料

タイ料理好きの人へのお土産におすすめなのがLoboのHoly Basil Seasoning Paste(ガパオのもと)。色々食べ比べてみましたが、市販のガパオソースではこれが一番美味しいです。ひき肉だけ買えば済むので調理も楽。1個16バーツ程度。パッケージに高級感が欲しい場合はBlue Elephantの瓶詰めのものがおすすめ。

ココナッツオイル

最近話題のココナッツオイル。これもスーパーで手に入ります。サイアムパラゴンGF(地上階)のスーパーでは100ml、200ml、300ml、500ml、700ml...と色々なサイズがありました。容器はプラスチック製で、持ち運びにも神経を使いません。100mlのものが110バーツ、500mlのものが360バーツ。

Exotique Thai

続いてアロマや美容系のお土産。一番のおすすめはエンポリアムやサイアムパラゴンに入っているExotique Thaiというお店。色んなブランドの商品を扱うセレクトショップで、ここ以上のものはタイにはないと言っても過言ではありません。一度に複数のブランドの商品を比較でき効率的。

サイアムパラゴンのExotique ThaiはGFと4Fに2店舗あり、GFの店舗は特設の売場のような雰囲気で商品数も少なめ。4Fの店舗は商品数が多いうえに洋服、シルク製品、クッションカバー、インテリアグッズなどの取り扱いもあり、4Fでの買物がおすすめです。Exotique Thaiが取り扱うブランドのなかで、とくに気に入っているのがdivanaとAkalikoとPanpuri。順に紹介します。

divana

人気スパを運営するdivanaの商品で、あたしおっさんだけどここのシャワージェルを愛用しています。Green OliveとQueen of the Nightがお気に入りで、夏場のランニングのあとに軽くシャワーを浴びたいときなどに最適。485バーツ。divana好きの友人から時々買ってきてとリクエストをもらいます。

Akaliko

製品の幅が広く、比較的安めの料金設定が魅力のAkaliko。アロマリードディフューザー、キャンドル、ルームスプレー、ピローミスト、ハンドクリーム、石鹸などひと通りの商品が揃っていて、サイズや香りも豊富。とくにおすすめなのはアロマリードディフューザーとキャンドルで、かれこれ7年くらい愛用しています。ハンドクリームは普通だったのでここじゃなくてもいいかな。

キャンドルは大小あり、大きい方は大切な人へ、小さい方はばら撒きに最適。大きい方が500〜600バーツくらい、小さい方が120バーツ。

こういうキャンドルスタンドに乗せて使う高さ1cm程度のキャンドルもあります。4個セットで150バーツ。ちなみに奥のキャンドルスタンドもExotique Thaiで買いました。手前のキャンドルスタンドはゲイソンプラザのTHANN Livingで購入。THANNのアロマキャンドルは嵐の櫻井くんが愛用しているそうです。

アロマリードディフューザーは日本で質のいいものを買おうとすると5,000円くらいするので、いつもここでまとめ買いしてます。550バーツ。これは120mlですが、お土産にちょうどいいひとまわり小さい50mlもあります。

気分をリフレッシュしたいときや、リラックスしたいときに使いたいルームスプレー。ルームスプレーやピローミストはあげる相手を選ばない便利なお土産です。

Panpuri

少々値段は張るものの、製品の質もパッケージデザインもすばらしいのがPanpuri。自分用や大切な人へのお土産に最適です。とくにハンドクリームがオススメ。個人的にはジャスミンや新作のラベンダー&バニラが好きです。

お土産に最適な少量ずつの3本セットもあります。1050〜1110バーツ。

マッサージが好きな人にはオイル4種とツールのセットもいいかも。

スワンナプーム国際空港のショップでは、小さな石鹸とマッサージオイルがきれいにラッピングされたギフトセットも売っています。340バーツと買いやすい価格。

店舗は他にもあちこちありますが、ゲイソンプラザの本店が品揃えが豊富で高級感があって好きです。併設のスパのクーポンをもらえることもあります。

HARNN

HARNNもPanpuriと並ぶ高級ブランドで魅力的な商品がたくさんあります。以前はここのライスソープをよく配っていましたが、値上げと円安でいまは1個600円くらいするので、最近はあまり買ってません。あと、普通の石鹸置きに入らないサイズのため、別売りの専用の石鹸置きも贈らないと不親切かなとも思います。Exotique Thaiのすぐ近くにHARNNの直営店があり、そちらの方が品揃えが豊富。

なお、石鹸や化粧品などを日本へ持ち込むにあたって、薬事法で1品目24個以内と定められています。税金がかかる・かからないの問題ではなく、それ以上は単純に没収となるのでご注意ください。使い捨てコンタクトやサプリなどは2ヶ月ぶんまで。
http://www.mhlw.go.jp/topics/0104/tp0401-1.html

Exotique Thai その他の商品

値段は全体的に高めですが、4FのExotique Thaiではアパレルやインテリアグッズの取り扱いもあります。高いなかでも、シルクのスカーフやストールはジムトンプソンよりは安いので「質のいいものが欲しいけどジムトンプソンはちょっと高い」という人におすすめ。タイはセールが多く、セールのタイミングで訪れるととくに割安。サイアムパラゴン内にジムトンプソンの直営店があるので、見比べてみるのもいいと思います。

Classic Lanna Thaiというブランドの商品が質も品もよく、自分へのお土産としてはいいかもしれません。シルク製品はなかなか普段使いが難しそうですが、リネンのブラウスなど、日本でも活躍しそうなものもいくつかありました。

自分用に1着いいタイパンツが欲しくてClassic Lanna Thaiで奮発しました。1,500バーツくらい。部屋着やパジャマとして最適のタイパンツ。MBKやサイアム周辺の露店では1着200バーツくらいで売っているので、ヘビロテ用やばら撒き用だったら安いやつで充分だと思います。タイパンツは、体の前で余った生地を折りたたみ、紐で縛って履きます。体の変化に対応しやすく、タイ好きの女友達は妊娠中に履いていたそうです。

Exotique Thaiではこういう素敵な写真立ても売っています。300〜500バーツくらい。

MBK

続いて場所を変えてMBK。古き良き時代のショッピングモール。色んな怪しいお店がひしめきあっていて、ブラブラしているだけでも楽しめます。時間や体力に余裕がないととても全部は見られないので、1Fでスニーカーや石鹸、3Fで洋服やアクセサリー、4Fでスマホケースなどを中心に見てまわると効率的。自撮り棒なども売ってます。ここでは気になるものがあったら即買いが鉄則。あとで同じ店に戻るのは極めて困難です。

3Fでこういう変なTシャツがたくさん売られています。1枚100バーツ程度。

このハニーポンのTシャツはTVで壇蜜さんが着てました。

上のBad BullやDead BullのTシャツのように、収縮性のない生地にインクをベタッとプリントしたような、いかにも安物な商品もあれば、稀に生地もプリントもいい商品もあります。このシンハーやチャーンのタンクトップは日本でも着られるレベル。ワンピ、チュニック、バッグなども同様で、すべては見つけることができるか運次第。

ターミナル21

値段はもう少し高くてもいいからオシャレなものを効率的に探したいときは「ターミナル21」へ。BTSアソーク駅直結。このデパートのテーマは空港で、フロアごとにパリ、東京、ロンドンとテーマが決められていて、異国にいながらさらに異国気分を楽しめます。東京フロアは突っ込みどころ満載。

こういうおしゃれで小さなショップがたくさん出店しています。

お気に入りはSeven Starというお店。

Seven Starでジャケ買いしてしまったムエタイ×グリコ。オーナーのHutくんは親日家で、日本関係の商品が多い。

阿部さんの姿も。

女性におすすめしたいのがAquamarineというアクセサリーショップ。タイでここが一番センスいい。

他にもアクセサリーショップはたくさんあります。

Akalikoの直営店も。

バッグも安い。こういうレザーのバッグがわずか389バーツ(1,000円ちょっと)

Ouky

気持ちのいい肌触りと独特の製品染めが魅力のOuky。MBKで売っているような安物とは格が違います。製品はヴィンテージウォッシュ加工が施された厚手のもの(250バーツ)と薄手のもの(90バーツ)の2種類があります。厚手の方は部屋着としてはもちろん外でも着られるクオリティ。一方、薄手の方は夏の部屋着やパジャマ、長袖シャツのインナーなどに最適。タイやハワイなど暑い国へ行くときのパジャマとしても重宝しています。スーツケースのなかでかさばらない。

店舗はあちこちあり、上記ターミナル21にもありますが、店員の愛想が悪く、薄手の方が10バーツ高く100バーツで売られているので、プラチナムファッションモールの店舗がオススメです。品揃えが多く、店員さんがかわいい(笑)

NaRaYa

これもタイの定番のお土産、NaRaYaのリボンバッグ。大小さまざまなかわいいバッグが300〜500バーツ前後とリーズナブル。ここの商品はすべて折り畳まれビニールの袋に入れられているので、スーツケースに入れてもかさばりません。NaRaYaはもともと、デザインと利便性の両立を求める国際線のCAさんが使い始めて人気に火がついたそうです。都市伝説かと思いきや、同じマンションの某日系のCAさんは小さめのキャリーバッグとNaRaYaのバッグでよく出勤されています。いまでも根強い人気。

サイアムパラゴンの店舗が一番広くて商品数が多い。

アジアハーブアソシエーションでのマッサージの帰りにプロンポンの路面店に寄るのも効率的。

デニム地のポーチは男性でも使えます。小物を整理してスーツケースに収納するバッグinバッグとして便利に使っています。電化製品用に1つ、コスメ用に1つ。320バーツ。

The Legend

セラドン焼というタイの陶器があります。タイ料理店でよく出される薄い緑色のお皿に見覚えないでしょうか。タイ料理はもちろんのこと和食にも意外と合うので、家族へのお土産におすすめです。デザイン、量、価格すべての面で、タニヤプラザに入っているレジェンドというお店が一番のおすすめ。寂れた建物の3Fの奥の方にひっそりとあります。BTSサラデーン駅から徒歩1〜2分。MRTシーロム駅から5〜6分。

個人的には、バナナリーフのものがおすすめ。料金は大きさによって異なりますが、使いやすいサイズのもので450バーツ。ここはレジで全品20%オフになるので実質360バーツとお買い得です。日本の半額以下。生春巻きを並べてあいたスペースにタレを入れた小皿を置いたり、カレーやガパオでライスと具材を左右にわけて並べたり、シンプルにサラダを盛りつけたりと、使い勝手のよさは抜群。魚や肉を並べるだけでも様になります。


まとめ

バンコクに着いて最初に買物にいくなら、BTSサイアム駅直結の「サイアムパラゴン」や、BTSアソーク駅直結の「ターミナル21」がおすすめです。食材、アロマ、美容、洋服、アクセなど、定番のばら撒き系からこだわりの逸品までひと通り揃います。美容系に強いのが「サイアムパラゴン」、洋服やアクセに強いのが「ターミナル21」。お土産探しも自分への買物も同時にできるのもタイの魅力。物価上昇中とはいえ、まだまだ買物天国のタイ。買物にもたっぷり時間を割いて楽しんでください。

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