オランダ旅行記 Part 2(2009年7月)
June 9, 2010
クロアチアのドブロブニクからオランダのアムステルダムへ。いよいよ日本への帰国の日が迫っています。この区間は格安航空会社のフライトが利用できず、クロアチア航空の直行便を利用しました。料金は約1,700クーナで、当時のレートで約32,000円。ヨーロッパの格安航空会社に慣れていると、この金額でさえ高いと感じてしまいます。
この区間の料金を抑えようと思ったら、一旦ロンドンやパリやケルンまで飛んで、そこから電車でアムスを目指すという方法があります。イージージェットはロンドン(ギャトウィック空港 / スタンステッド空港)とパリ(オルリー空港)まで、ジャーマンウイングスはケルンまで飛んでいます。いずれの便も毎日は飛んでいないし、恐ろしく時間がかかりますが。
ドブロブニク空港へ離発着するすべての便を知りたい方は、ドブロブニク空港のホームページからタイムテーブルのPDFをダウンロードできますよ。ホームページへアクセスしたら、ページ上部のメニューの"Letovi"から"Ljetni red letenja"へ進むとPDFに辿り着きます。
ドブロブニク空港のパスポートコントロールでは、若い男性スタッフから突然「ゲンキデスカ?」や「イチバーン!」と日本語で話しかけられて表情が緩みました。日本の偽造パスポートを使うアジア系の人が多いから、わざと日本語で話しかけて反応をみることもあるようです。パスポートコントロールを抜けると土産物屋が申し訳程度に並んでいます。オリーブオイルとクロアチア名産のトリュフの瓶詰めを買い込みいざアムステルダムへ。クロアチア航空の機体は、尾翼が国旗を思わせる市松模様になっていてかわいいです。
およそ2時間半のフライトでアムステルダムへ到着。スーツケースを受け取ったあとの簡易セキュリティ的な場所で「滞在期間は1日」と申告したのがまずかったのか「1日?なんで?」と驚いた若い女性スタッフに手荷物をスキャンされました。「これはなに?」と言われてドキッとしたのが、自分でもその存在を忘れていたトリュフの瓶詰めとオリーブオイル。液体系のものに敏感なようですね。スーツケースの中身、それから俺の体も調べるのかと聞くと「その必要ないわ(キリッ)」と笑顔で返されました。残n...よかったです。
ホテルはまたもやGolden Tulip Amsterdam Centreに宿泊。
翌朝、チェックアウトを済ませ、近くのカフェでミントティーを飲んで、アムステルダム中央駅へ。駅でスーツケースを預けて、電車に乗ってザーンセ・スカンスへ向かいました。帰りのフライトは19時発(JL 412便)なので、時間はたっぷりあります。
えーと、間違えて特急に乗ってしまったため、ザーンセ・スカンス最寄駅のコーフ・ザーンダイクを華麗にスルー(笑) この青地に白抜きの駅名のフォントはFrutigerなんですが、スキポール空港同様、オランダ国鉄もFrutigerだらけ。色の面では、この写真然り、上のアムステルダム中央駅のホームの写真然り、青と白の組み合わせはすごく好み。この組み合わせはフランスでも多く見られます(フランスの場合は濃紺ですが)。Frutigerというフォントはもともとパリのシャルル・ド・ゴール空港向けにデザインされたものです。
というわけで、鈍行で折り返して改めてコーフ・ザーンダイク駅へ。駅から10~15分ほど歩くとザーンセ・スカンスへ着きます。絵本のようなのどかな風景が広がっています。
アムステルダム中央駅へ戻り、預けていた荷物を受け取って、いよいよスキポール空港へ向かいます。名残惜しくて、最後にアムステルダム中央駅の写真をパチリ。トラムも青と白の組み合わせ。
2009年7月、ヨーロッパの旅
・概要
・オランダ旅行記 Part 1(アムステルダム)
・ベルギー旅行記(ブリュッセル / ブルージュ / ゲント / ディナン / アントワープ)
・スペイン旅行記(バルセロナ)
・クロアチア旅行記(ドブロブニク)
・オランダ旅行記 Part 2(ザーンセ・スカンス)